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腰椎椎間板ヘルニア
■腰椎椎間板ヘルニアの概要
腰椎椎間板ヘルニアは、腰の骨と骨の間にあるクッション（椎間板）が変性して中の髄核が飛び出し、神経を圧迫することで腰や足に痛みやしびれを引き起こす病気です。20代〜40代の比較的若い世代に多く発症し、重いものを扱う仕事やスポーツをしている方に目立ちます。一方で、加齢によって椎間板が弱くなる中高年層でも見られるため、幅広い世代に注意が必要です。男女差は大きくありませんが、肉体労働や運動習慣のある男性にやや多い傾向があります。
■原因
・長時間のデスクワークや不良姿勢
・重い荷物を繰り返し持ち上げる
・スポーツや作業による腰への強い負担
・加齢による椎間板の老化
■主な症状
・腰から足にかけての強い痛みやしびれ
・咳やくしゃみで腰や足の痛みが悪化する
・長時間立ったり歩いたりできない
・重症化すると足に力が入りにくくなる
■対処法
・急性期は無理な動作を避け安静を心がける
・冷却や温熱療法で痛みや筋緊張を和らげる
・鍼灸・整骨手技による神経や筋肉のケア
・症状が強い場合は整形外科での画像検査を受ける
■予防
・腰に負担をかけない姿勢を意識する
・体幹を鍛え腰回りの筋肉を強化する
・長時間同じ姿勢を避け、こまめにストレッチを行う
・腰の違和感を感じたら早めにケアを行う
■おわりに
腰椎椎間板ヘルニアは放置すると慢性化や再発を繰り返すことがあります。腰や足のしびれ・痛みが気になる方は、早めにご相談ください。必要に応じて専門の整形外科へすぐに紹介状をお書きします。
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〒060-0061 北海道札幌市中央区南1条西1丁目13-1 マナー白鳥ビル306（3F）
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